浮揚建築体 HYPERION
プロフィール
- 名前
- 三浦 隆光
- 出身
- 岡山県瀬戸内市
- 職業
- ウッドデッキ設計・施工
- 年齢
- 40代
コメント
小学校に上がる前、ブロックのおもちゃで毎日城を作って遊んでいた。白亜の三層天守を作ったが、入母屋は幼児には難しく寄せ棟でごまかした。本当は五層にしたかったが、ブロックが足りなかった。
建築か歴史か。幼児の前には二筋の道が開けていた。最初に買ってもらった本が「とよとみひでよし」だったためについつい歴史学の道に進んだが、未来は紙一重だったのだ。
40年後ASUと出会い、あらためて建築を学ぶ機会を得た。前の大学で得たものは現在の妻と教員免許くらいだったが、ASUではいろいろなものを得たような気がする。人生を2回味わったようで、こんなに幸せなことはない。
今後は、日本の気候風土に適った美しい住宅を設計してみたいと思う。そして最期は、自ら建てた庭先の草庵で往生するのが夢である。
作品ギャラリー
作品コンセプト
我々はいつまでこの地表に安住できるだろうか。都市部の過密、温暖化による天候不順と海面上昇・・・。一方、我々の足下には地殻があり、頭上には大気圏がある。いずれも、人類が未だ居住したことのない未知のフロンティアである。
地表を離れ、上空へ向かうか、それとも地下へ向かうか。「浮揚建築体 HYPERION」は、上空へ向かうための居住装置である。炭素繊維複合材からなる超軽量の空中棟が、地上の構造物を足がかりとしながらも、テンション・ロッドのみで地表から浮揚・静止する。その躯体は地表と接することはなく、真の「空中建築」となる。吊構造とも違う、いわば「浮揚構造」である。地表に十分な耐力を持つ支持構造物さえ構築できれば、建築場所は選ばない。水面・荒地・湿地・傾斜地・緑地・森林等々の上空に建設が可能である。既存のビルを足がかりにすれば、ビルの谷間にも構築できる。空中を利用することで居住可能な空間が革命的に拡大することだろう。





