三河歯科専門学校


ファイルNo.7 プラークコントロール

 むし歯と歯周病はお口の中の2大疾患とも言われますが、口の中にいる細菌がおもに砂糖を栄養源として増殖し、歯の面に作る細菌の塊によっておこります。この細菌の塊をプラーク(歯垢)といいます。きちんとした歯磨きの習慣をつけ、いつもほとんどプラークのない歯の環境を維持することをプラークコントロールと呼びます。

 プラークは、粘着性が高く歯面などにこびりつき、うがいをしたぐらいでは取れません。 しかも、プラークは歯と同じ色をしているうえに、見えにくい部位に多く付着しますので歯ブラシでの磨き方に工夫が必要です。歯と歯の間や歯にある小さな溝、歯と歯肉の境目などは要注意です。
 歯ブラシで磨きにくい部位には、デンタルフロス(糸ようじ)や歯間ブラシなどを使い、効率良くプラークを除去する習慣をつけることが大切です。使用法については専門家から適切な指導を受けましょう。

 プラークの形成を防ぐためには、砂糖の多いものや軟らかすぎる食品の摂取を避け、また砂糖を多く含む間食をだらだらと食べ続けることを控えることも必要です。
 一般的に、硬い繊維性の食べ物をよく噛むことで唾液の量が増え、食物が歯の面を擦り、さらに舌や唇などの動きにより歯はきれいになります。 これを自浄作用と言いますが、現代人の食事は、柔らかく、噛む回数が少なくても飲み込め、砂糖が多く使用されているため自浄作用も低下し、口の中にいる細菌も活発にプラークを形成しやすい環境となっているといえます。

 プラークの活動を抑えるために、抗菌剤やフッ素の配合された歯磨き剤や洗口剤も市販されています。これらはプラークの除去や分解を助けるといった効果があります。 プラークコントロールの主役はブラッシングであることを念頭において、こういったものも利用していくと良いでしょう。



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